キャッチコピー=インパクトではありません

公開日: : 最終更新日:2014/10/28 集客、販促企画 ,

キャッチコピー=インパクトではありません

古くは『かっこインテグラ』最近では、大塚商会のたのめーるなど商品名をもじってダジャレにしたもの。そして『いつ買うの?』、『いまでしょ!』の様なインパクトのあるフレーズなんかをテレビCMでは良く目にする。

テレビCMや雑誌広告などは例外はあるものの、一般的には認知を得ることを最優先するため、こういったインパクトを重要視したキャッチコピーが多くなる。

しかしネットショップでインパクト重視のキャッチコピーは果たして有効なのだろうか?

ネットショップへ訪れるお客様の目的

今更だけど、ここで改めて一般的なテレビ、雑誌とネットショップの広告、キャッチコピーの目的の違いについてまとめてみる。

テレビCMや雑誌広告は、自分の意志とは関係なく目や耳に飛び込んでくる。しかしネットショップへは検索エンジン、広告、SNSなどを経由して訪問してくる。自らの意志がない限りは、あなたのショップへ訪問されることはまずない。

テレビCMはドラマやニュース、バラエティーを見るためにテレビを付けている隙間に。雑誌広告は芸能や政治、ビジネスニュース、漫画などを読んでいる隙間に。つまりどちらも別の目的を持って行動している隙をついて宣伝をしてくる。

全ての広告がそうだという訳ではないけど、別の目的を持っている方を、広告へ振り向かせるためにはやはりどうしてもインパクトがあったり目や耳に残るフレーズが必要となる。

それに対して、ネットショップへ訪問される方は既に目的意識を持っているので、ことさらにインパクトや目や耳に残るフレーズよりも、目的と手段の順番に書いたように、シンプルにお客様の解決したい問題への最適な回答を提示した方が、購入して頂ける確率は高くなる。

つまり、テレビCMや雑誌広告は販売よりもまず認知が目的であり、その手段として「インパクト」や「耳障りの良い言葉」が重要となる(もちろん販売する商品によってはこの限りではない場合もあり)。

そしてネットショップは購入してもらうことが目的であり、その手段として「お客様の解決したい問題への最適な回答」が重要となるという事。

キャッチコピー=その商品の本質を捉えたもの

となればネットショップのキャッチコピー(リスティング広告のコピーも含め)は当然、「お客様の解決したい問題への最適な回答」を短い言葉で上手くまとめたものが一番良いとなる。

キャッチコピーなので、そこで全てを説明することはできない。あくまでも「あっ、この商品なら私の今、困っている問題を解決してくれそうだな」と、感じてもらえるかどうかがポイントになる(その上でそのフレーズがインパクトも併せ持っていれば一番いいけどね)。

テレビCMや雑誌広告のように、別の目的を持った人を無理やり振り向かせるだけの派手なキャッチコピーは必要ない。

お客様はあなたの販売する商品に興味を持ってわざわざやってきてくださっている。その方に対してメリットや特性とは、全く関係ないことを大声で叫ぶのは何の意味もない。

それよりもその商品の本質を捉え、ストレートにお客様の問題解決につながるキャッチコピーをしっかりと作って伝えていきましょう!

Pocket

関連記事

お皿

お皿を見せずにお皿を売る方法

最近、色々な業種の競合分析をすることが増えています。特定の企業様からの御依頼の場合もあれば、講師をす

記事を読む

どんな店舗であってもやっぱり「嫌われない」が重要

「好きになってもらう」と同じぐらいに「嫌われない」が重要の中で「好きになってもらう」ことばか

記事を読む

ブログやSNSなどで有益な情報を増やすためのヒント

情報を提示することの重要性と難しさ インターネットがなかった頃に比べ、格段に情報量が増えた今、

記事を読む

SEOを意識したコンテンツマーケティングの問題点

ここ数年、コンテンツマーケティングってネットやってると本当によく聞く。でも実は従来からある(あま

記事を読む

ビジネスブログに趣味や旬の話題を書かない方が良い理由

自社サイトやショップサイトに社長さんや従業員さんのブログが併設されているのを良く見かける。 基

記事を読む

no image

2回目に出会う場所が大事

例えば飲み屋さんで初めて知り合った人とその場でものすごく仲良くなったとしてもそのままずーっと付き合え

記事を読む

ネットショップを実店舗誘導のツールとして利用する

実店舗とネットショップの二つをやるのは近隣の方以外にも販路を広げるためというのが大きな理由に

記事を読む

目の前のたった一人に好きになってもらう

岐阜県高山市では、商店街のバリアフリー化の最初の取組みが 商店街のすべてのお店が、お店の前に「

記事を読む

それぞれのツールの繋ぎ役としてのSNS

前回、SNSだけで全てが解決することはありませんと書きましたが、ショップサイト、自社サイト、

記事を読む

no image

売れるキャッチコピーを否定しないけど

この記事 ただ、こういったキャッチコピーをいやらしいと感じる人がいるかもしれません。ス

記事を読む

昨日買ったパソコン気に入ったからもう一台買おうって人いるの?

これは販促のアイディアとかヒントとかまったく関係のないただの

中立的な立場で書いた比較記事は全く面白くない

最近、あるネットサービスに関する比較記事を良く読んでいる。そのサービス

音楽サブスクリプションサービスには検索ではなく索引が重要だと思う理由

ちょっと今更感ありありではあるけど、ここ最近で出てきたAWAとかL

Twitterで予約投稿するのに便利なHootsuite

最近、Twitterで予約投稿を人に説明する必要があって何を使おうかな

SEOを意識したコンテンツマーケティングの問題点

ここ数年、コンテンツマーケティングってネットやってると本当によく聞

→もっと見る

PAGE TOP ↑