SEOを意識したコンテンツマーケティングの問題点
ここ数年、コンテンツマーケティングってネットやってると本当によく聞く。でも実は従来からある(あまりよろしくない)SEOと同じように考えている人が多いような気がする。と言うのも、結局は検索エンジンに上位表示できればそれでOKって思っているみたいだから。 コンテンツマーケティングって自分の商売のお客さん、もしくはお客さんになる可能性がある人に対して、その人たちが求めている情報を察知して、分かりやすく説明することで理解してもらいより深い興味を持ってもらうことが第一義である訳です。もちろん、それが100%正解ってことではないし、お客さんの段階によって提供する情報も変わってはくるけどね。
当然ながら検索上位になるキーワードを見つけてきて、それを元にコンテンツ作ろうって話ではない。それとこれは勘違いしやすいとこだけど、お客さんが求めているものを単純にコンテンツとして出せばいいってことでもない。
何故かっていうと、お客様が求めているものをちゃんと見極めないと自分たちが提供する商品、サービスの強みと合致しない可能性が出てくるから。
せっかく、お客さんがページに訪問してくれて有益な情報だなと思ったとしても、実際に提供している商品やサービスがそのお客さんの課題を解決できるものでなければ意味ないもんね。むしろそんな時はコンテンツマーケティングなんてやってるよりもお客様が求める商品を開発する方が先だし。
誰も検索しないようなキーワードで検索エンジンに上位表示されたってダメ。みすみす競合他社に流れていってしまうキーワードで集客してもダメ。そこのとこをどうにも理解してないなって人を説得するのはなかなかに大変です。
自分たちが提供する商品、サービスで勝負できるポイントを把握する。その上でそのポイントのところに課題を持っているお客さんやお客さんになる可能性がある人たちがどんなキーワードで検索するかを探る。この部分をしっかりやった上で、そういった人たちが訪問したくなる&シェアしたくなるコンテンツを作っていかないとね。
なんか10数年前、SEOって言葉が日本でも流行り出した頃に、何でもいいから検索エンジンの上位に表示されるよにしてよって言われてたのと同じことの繰り返しになってる気がして仕方ない今日この頃。とにかく訪問させて後はリマーケティングでやっていこうなんて最悪ですよ。
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