士業のコスパ重視パソコン2選|セール・クーポン込み15万円前後で、Pro・16GB・512GBを満たす機種

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予算は15万円。仕事用のパソコンを探して直販サイトを開くと、ビジネス向けのノートパソコンが10万円台前半からずらりと並んでいます。ところが、OSをWindows 11 Proに、メモリを16GBに、SSDを512GBに変えていくと、価格はみるみる上がり、20万円近くになってしまう。15万円で本当に買えるのか、と途方に暮れていないでしょうか。

先に、調べた結果をお伝えします。条件はWindows 11 Pro・メモリ16GB・SSD 512GBです。この条件を満たし、通常価格で15万円以下のパソコンは、主要な直販サイトで見つかりませんでした(2026年10月14日時点)。一方で、セールやクーポンを使えば、15万円前後で買える機種が2台あります。

この記事では、その2台と、割引がなくなったときの選び方を紹介します。価格は毎月確認して更新しています。

※価格は2026年10月1日時点の確認値です。セールやクーポンは予告なく終わることがあるので、購入前にリンク先で最新の価格をご確認ください。

結論:割引込みで15万円前後の2台

項目ASUS ExpertBook P1FMV WA1-L1
割引後の価格119,800円157,300円
通常価格194,800円170,500円
割引の種類ASUS Storeのセール(75,000円引き)FMV Storeのクーポン(13,200円引き)
向いている人事務所の外にも持ち出す事務所に据え置き、数字の入力が多い
向いていない人テンキーがほしい、DVDを読む持ち運ぶ機会が多い、後からメモリを増やしたい
画面・重さ14型・約1.43kg15.6型・約1.7kg
標準保証1年1年

※ASUSの価格は2026年10月14日時点のASUS Storeのセール価格です。FMVの価格は、Windows 11 Pro・Ryzen 5 5625U・16GB・SSD約512GB・Officeなしの構成に、FMV Storeのクーポンを適用した価格です。いずれも終了時期は公表されていません。

▶ ASUS ExpertBook P1 (P1403CVA)
▶ FMV WA1-L1

割引がなくなっていたら

セールやクーポンは、予告なく終わります。リンク先で価格を確かめて、割引がなくなっていたら、次のように考えてください。

  • 両方とも割引が終わっていた:通常価格では、FMV WA1-L1(170,500円)がASUS P1(194,800円)より24,300円安くなります。ただ、あと2万円ほど足せば、3年保証が最初から付き、約868gと軽いFMV Note U WU1-L1(約19.4万円)も選べます。迷ったらこの1台の記事で比べてみてください。
  • 急ぎでなければ:直販サイトのセールやクーポンは、時期を変えて行われることもあるので、価格の動きを見てから買う方法もあります。

調べた方法と結果:通常価格では15万円以下が見つからなかった

機種名だけで価格を比べると、仕事に使えない構成を選んでしまう可能性があります。

調べた条件

次の4つを満たすかを、各メーカーの直販サイトで確認しました。

  • OSがWindows 11 Pro
  • メモリ16GB以上
  • SSD 512GB以上
  • 15万円前後で買える

確認したのはASUS・富士通・Lenovo・HP・マウスコンピューターの一部の機種で、すべてのメーカーを網羅したものではありません。

条件を満たさなかった機種

機種最も安い構成条件を満たす構成
Lenovo ThinkBook 14 Gen 9133,100円(Home・8GB・256GB)257,840円
HP ProBook 460 G11162,030円(Home・8GB・256GB)229,130円
MousePro C4-A5A01BK-D164,780円(Pro・8GB・256GB)基本構成の時点で15万円を超える
HP 245 G10直販のキャンペーン価格で168,150円(Pro・16GB・512GB)販売店によっては9万円台の例もあるが、在庫や返品の条件が店ごとに異なる
FMV WE1-K397,790円(Home・8GB・256GB)選択肢なし

参照:日本HP「HP ProBook 460 G11」/日本HP「HP 245 G10」/PC Watch「マウス、ビジネス向けのRyzen搭載14型モバイルノート」(ThinkBook・ProBook・FMV WE1-K3は2026年9月確認、そのほかは2026年10月1日確認)

結果から分かること

この価格帯のビジネス向けノートパソコンは、直販サイトでもキャンペーン価格で売られていることがほとんどでした。15万円で条件を満たすパソコンを買うには、セールやクーポンを使うのが現実的です。

具体例:「ThinkBook 14 Gen 9 13万円台」という広告を見て決めかけたとします。注文画面でWindows 11 Pro・16GB・512GBに変えると、価格は25万円台に跳ね上がります。機種名で検索して見つけた最安値は、条件を満たさない構成であることが少なくありません。この見方は、この記事で紹介しない機種を選ぶときにも使えます。

この3条件にした理由

  • Windows 11 Pro:ドライブを暗号化するBitLockerを使えます。パソコンを紛失したときに、顧客の情報を守る手段になります
  • メモリ16GB・SSD 512GB:Word、Excel、PDF、ブラウザを並べて開いても動作が重くなりにくく、書類のデータが増えても容量に余裕を持たせやすくなります
  • 保証:業務が止まると、顧客への対応にも影響が出かねません。標準の保証期間と、延長できるかを確認しておきましょう

具体例:カフェでパソコンを置き忘れ、そのまま見つからなかった場面を考えてみてください。BitLockerで暗号化していれば、拾った人がドライブを取り出しても、中の顧問先の資料を読むことは難しいはずです。安さを優先してHomeを選ぶと、この備えを標準の機能で用意できません。

各機種の紹介

1.ASUS ExpertBook P1(P1403CVA-S61558X)

OSWindows 11 Pro
CPUインテル Core 5 プロセッサー 210H
メモリ16GB(DDR5-5200)、最大64GBまでアップグレード可能
ストレージSSD 512GB
画面14.0型、1,920×1,080、ノングレア
重さ約1.43kg
端子USB-A×2、USB-C×2(給電・映像出力対応)、HDMI、有線LAN
カメラ・音声約92万画素(プライバシーシャッター付き)、AIノイズキャンセリング
セキュリティ指紋認証、TPM 2.0
堅牢性米国軍用規格(MIL-STD-810H)に準拠
保証1年(延長保証あり)
価格124,800円(2026年10月1日時点のセール価格。通常価格194,800円。ASUS Store限定)

向いている人:事務所の外にも持ち出す機会がある方。最初の出費をできるだけ抑えたい方。将来、メモリを増やしながら長く使いたい方。

向いていない人:数字の入力が多く、テンキーがほしい方。CDやDVDを読み込む機会がある方。Web会議で映像の画質を重視する方。

ASUS ExpertBook P1は、セール中なら条件を満たす機種のなかで最も安く買える1台です。指紋認証とカメラのシャッターもそろっており、顧客情報を扱う仕事に必要な備えは一通り整っています。CPUは型番がHで終わる高性能型です。

具体例:顧問先の会議室で資料を映すとき、HDMIのケーブルを本体に直接挿せます。有線LANもUSB-Aも本体にあるので、訪問先で「変換アダプタを忘れた」と慌てることがありません。

購入時の注意(失敗しないために)

  • セールが終わると194,800円に戻ります:終了時期は公表されていないので、注文前に必ず価格を確かめてください。
  • 返品・キャンセルはできません:ASUS Storeは、購入者の都合による返品・交換・キャンセルを受け付けていません。型番(P1403CVA-S61558X)を確かめてから注文しましょう。
  • 標準保証は1年:延長保証「あんしん保証プレミアム」の3年パックは14,800円です。

参照:ASUS Store「ASUS ExpertBook P1 (P1403CVA-S61558X)」/ASUS「ExpertBook P1 (P1403) 製品紹介」(いずれも2026年10月1日確認)

今そろえるなら:今は通常価格から75,000円引きのセール中です。延長保証を付けても134,600円で、3年間使えば1営業日あたり約187円です(年240日で計算)。セールの終了時期は公表されていないので、検討中の方は今の価格を確かめておきましょう。

ASUS ExpertBook P1の今の価格を見る

2.FMV WA1-L1(Windows 11 Pro・Officeなし)

OSWindows 11 Pro(注文時に選択)
CPUAMD Ryzen 5 5625U
メモリ16GB(8GB×2、DDR4)
ストレージSSD 約512GB
画面15.6型、1,920×1,080、ノングレア
重さ約1.7kg
端子USB-A×2、USB-C×1、HDMI、有線LAN、SDカードスロット
キーボードテンキー付き(「00」キーあり)、キーピッチ約18.4mm、キーストローク約2.5mm
その他DVDスーパーマルチドライブ、カメラのプライバシーシャッター
保証1年
価格152,900円(2026年10月1日時点のクーポン適用後。通常価格170,500円)

向いている人:事務所に据え置いて使う方。金額や日付など、数字の入力が多い方。CDやDVDで資料を受け取る機会がある方。

向いていない人:持ち運ぶ機会が多い方。後から自分でメモリを増やしたい方。USB-Cの充電器やモニターを使いたい方。

FMV WA1-L1は、15.6型の画面に「00」キー付きのテンキーを備えた、据え置き向けのモデルです。富士通は、一般的なノートパソコンより深めの約2.5mmのキーストロークを確保したと説明しています。長時間の入力でも指が疲れにくい設計です。

具体例:「1,000,000」と入力するとき、普通のキーボードでは「1」と「0」を6回、合わせて7回キーを押します。「00」キーがあれば、「1」と「00」を3回の4回で済みます。仕訳や請求書で金額を打つ回数が多い事務所ほど、この差は1日のうちに大きく積み重なるでしょう。

購入時の注意(失敗しないために)

  • クーポンを使わないと170,500円です:カート画面でクーポンを適用し、割引後の金額になっているかを確かめてから注文してください。
  • OSとOfficeの選択を確かめる:注文時に構成を選ぶ形式です。OSが「Windows 11 Pro」、Officeの有無が意図どおりかを必ず確認しましょう。
  • メモリを自分で増やせない:利用者自身でのメモリの交換・増設はできません。富士通の有料サービスを使えば、最大32GBまで増設できます。
  • USB-Cは映像出力と本体への充電に対応しない:USB-Cの充電器やモニターを使う予定の方は注意してください。

参照:FMV Store「エントリーモデル(Note A)」(キーボードの仕様)/価格は2026年10月1日にFMV Storeで確認

今そろえるなら:今はクーポンで17,600円引きになり、157,300円で買えます。3年間使えば1営業日あたり約218円です。数字の入力が多い繁忙期こそ、テンキーの差が効いてきます。忙しくなる前に入れ替えて、キーの配置に指を慣らしておきましょう。

FMV WA1-L1の今の価格を見る

買う前の不安に答えます

「セールで安く買って、後悔しない?」

セール品だからといって、性能や保証が劣るわけではありません。今回の2台は、メーカーの直販サイトで売られている新品で、通常価格の製品と同じ保証が付きます。気をつけたいのは、セール価格に引かれて、自分に合わない機種を選んでしまうことです。結論の表の「向いていない人」に当てはまらないかを、先に確かめてください。

「セールが終わるまで待った方がいい?それとも今?」

次のセールがいつ、いくらになるかは誰にも分かりません。今のパソコンに不満がなく、急ぎでなければ、価格の動きを見ながら待つ方法もあります。一方、今のパソコンが重い、Windows 10のまま、Office 2021を使っているといった事情があるなら、今の割引で買う方が確実です。Office 2021のサポートは、2026年10月13日で終わります。

「中古や整備済みのパソコンではだめ?」

予算を抑える手段にはなりますが、保証期間やサポートの内容は販売店ごとに異なります。顧客の情報を扱う以上、保証とサポートがはっきりしている新品を選ぶほうが安心でしょう。

「設定やデータの移行が面倒」

書類をOneDriveやGoogleドライブなど、事務所で契約したクラウドに置いていれば、新しいパソコンでサインインするだけで同じファイルを開けます。業務ソフトの入れ直しや電子証明書の設定は、業務の少ない週に半日を確保して済ませましょう。

総額で比べる

項目ASUS ExpertBook P1FMV WA1-L1
本体(割引後)119,800円157,300円
本体(通常価格)194,800円170,500円
標準保証1年1年
3年に延長する費用14,800円(あんしん保証プレミアム)購入時に確認
Office付属なし付属なし(Officeありの構成も選べる)

参照:ASUS Store「ASUSのあんしん保証プレミアム3年パック(ExpertBook/Chromebook用)」/FMV Store「メーカー保証について」

Officeは、どちらの機種も付属しない構成を基準にしています。Microsoft 365を契約する方法と、買い切りのOffice 2024を別に買う方法があり、どちらが得かは使い方によって変わります。

▶ 関連記事:士業のOffice選び(3年間の費用比較)

40万円未満のPCは一括で経費にできる場合がある

令和8年度の税制改正で、中小企業者等の少額減価償却資産の特例が見直されました。対象となる取得価額が40万円未満に引き上げられ、合計300万円までを限度に、取得した年に全額を経費にできる仕組みです。個人事業主の所得税にも同様の措置が講じられています。対象は青色申告を行う中小企業者等に限られるので、適用できるかはご自身の状況で確認してください。

参照:中小企業庁「少額減価償却資産の特例」/財務省「令和8年度税制改正の大綱」

安さと引き換えに諦めるもの

  • 重さ:1.43kgと1.7kgで、1kg前後の軽量モデルには及ばない
  • バッテリー:FMV WA1-L1は電源のある場所での利用が前提になる
  • カメラ:2台とも約92万画素で、Web会議の映像は高価格帯のモデルより粗くなりやすい
  • AI機能:2台ともCopilot+ PCの表記はない
  • 価格の安定:割引が終わると、2台とも15万円を超える

よくある質問

Q.Windows 11 Homeを買って、あとからProにできますか?

Microsoft Storeで、Windows 11 HomeからProへアップグレードできます。費用は、HomeのパソコンでMicrosoft Storeアプリを開き、「Windows 11 Pro」を検索すると確認可能です。最初からProを選べる機種なら、購入時に選んでおくほうが手間はかかりません。

Q.個人事業主でも買えますか?

どちらも購入できます。ASUS StoreとFMV Storeは、個人も利用できる直販サイトです。

Q.Copilot+ PCでなくても困りませんか?

文書作成や表計算、電子申請などの日常業務では、支障が出る場面は少ないと考えられます。生成AIの多くはクラウドで処理されるので、Windows 11のパソコンであれば問題なく使えるでしょう。

Q.メモリ8GBのモデルを買って、あとから増やすのは得ですか?

おすすめしません。機種によっては利用者自身で増設できず、有料サービスが必要になります。最初から条件を満たす構成を選ぶほうが確実です。

もう少し予算を出せるなら

割引がなくても買えて、3年保証や軽さも欲しいなら、20万円前後が現実的な予算です。

まとめ:15万円で買うなら、割引を確かめてから

Windows 11 Pro・メモリ16GB・SSD 512GBを満たすパソコンは、通常価格では15万円を超えます。15万円前後で買うなら、セールやクーポンを使うのが現実的です。2026年10月14日時点では、次の2台が条件を満たしています。

  • 事務所の外にも持ち出す:ASUS ExpertBook P1(セール価格119,800円/通常194,800円)
  • 事務所に据え置き、数字の入力が多い:FMV WA1-L1(クーポン適用で157,300円/通常170,500円)

注文する前に、リンク先で割引が続いているかを確かめてください。割引がなくなっていたら、あと2万円ほどで3年保証付きの1台が選べる迷ったらこの1台の記事が、次の候補になります。

更新履歴:2026年10月 「セール・クーポン込み15万円前後」の記事に改訂。通常価格では15万円以下の機種が見つからなかった調査結果、割引後と通常価格の併記、割引がなくなったときの選び方を追加。FMV WA1-L1の価格を更新

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