Twitterアナリティクスを活用しよう!&インプレッション数に騙されるな!【2017年10月改訂】

公開日: : 最終更新日:2017/10/21 SNSに関すること , , ,

今回は今さらながらのTwitterアナリティクスの登録方法とインプレッション数の考え方について。

改めてTwitterのいいところ

以前、「情報発信の選択と集中」の中でFacebookからTwitterに投稿を流すだけで、チェックしないでTwitter上でリプライなどの反応があっても気付かないままスルーするならやらない方がましですよ。と書いたけどTwitterはもっとちゃんと活用しないとホントにもったいない。

Twitterは今でも多くの人の情報共有ツールだし、実際、私の別のブログでは数年前に書いたTwitterに関する記事にいまだに検索経由で多くの人が訪問している。

こんなことを今さら言うのもなんだけど、Facebookは会ったことのある人や学生時代の友人、仕事仲間などお互いの顔を知っているもの同士で繋がっていることが多い。これに対してTwitterは趣味嗜好や投稿の内容、同じ地域に住んでいるなど、知らない人同士で繋がっていることが多い。

もちろん必ずしもこうだとは限らないけど、そういった傾向であることは間違いない。そして趣味嗜好や投稿の内容で繋がっているということは、自分の投稿が共有される確率も当然、高くなる。つまり拡散性がFacebookの投稿に比べずっと高いのがTwitterの特徴の一つ。  しかし漠然とTwitterを使っても当然ながらたいした効果は見込めない。そこで改めてTwitterを有効活用していくため、まずはTwitterアナリティクスをちゃんと使って自分のフォロワーの傾向を知ることから始めましょう。

Twitterアナリティクスの設定方法

最初にこの画面右上の自分のアイコンをクリックし、「アナリティクス」をクリックする。もしくはTwitterにログインした状態でこちらにアクセスし、「Twitterにログイン」をクリックする。

では実際に結果を見てみよう!

 

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どーでもいいことをたまーにツイートするだけのアカウントなのでこんなにインプレッションも少なくて恥ずかしいけど、それでもこの程度のインプレッションはあるということが分かる。

ちなみに過去の期間のツイートを見ようと思ったら上図のホームの隣にある「ツイート」をクリックする。

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最初は過去28日間の結果がグラフで表示され、この下の方へスクロールしていくと、その期間にツイートしたものに関する詳細が見られる様になっている。インプレッションの他にエンゲージメント(リツイートや返信、お気に入り、フォローの他、リンクのクリック、プロフィールの閲覧)などなど。

そしてより過去のものを見たい場合は「過去28日間」の横にある下矢印をクリックすると上図の様なカレンダーが出てくるので、これで指定する。

ちなみにここでは、このアナリティクスを設定した日以降の結果しか表示されない。それ以前の日付を指定して更新をクリックしても「過去28日間」の表示に戻ってしまう。

なーんだ。と思うが、実は別のところでは設定以前のインプレッション数を見ることができる。まずホーム画面でツイートの部分をクリックし自分のツイートを表示させる。

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そしてインプレッション数が見たいツイートの下にあるグラフのマークをクリックすればOK!

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どの程度、古いツイートまで見られるかだけど、調べてみたら1年2か月前のものまではインプレッション数が表示された。何故、1年ではなく1年2か月なのかは分からない。もしかするといずれもっと古いツイートのインプレッション数も分かる様になるかもしれない。とりあえず2015年5月13日の時点では1年2か月前までのツイートのインプレッション数は確認できたよ。

インプレッション数に騙されるな!

最後に一つ。このインプレッション数。Facebookページのインサイトで表示されるインプレッション数も同じだけど、あくまでも表示された数に過ぎないってことを頭に入れた上で見て欲しい。

どういうことかというと、インプレッション数ってのは読んでもらった数ではないってこと。特にスマホでの閲覧が大半を占めるようになった今、私たちはほとんどの投稿をサラッと見る程度で、ホントにしっかりと読むのは自分に興味のあるものだけ。

なのでインプレッション数が多いイコール、多くの人に読んでもらってると考えてはいけない。もちろん少ないよりは多い方がいいけど、自分のフォロワーや友達がログインしてるのはこの時間なんだなとか、何曜日のどの時間に投稿するのが一番良いのかを計る程度に使うのがちょうどよい。

その上で、どういった投稿だとエンゲージメント率が高くなるのかを色々と試していけば、より多くのフォロワーに自分の想いを届けることができるようになっていくよね。


    

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