ふわっとした投稿と具体的な投稿
以前、Facebookにある有名人のブログを何気なく読んだらすごく良かったと特に理由も書かずに投稿。
その後、しばらくしてその有名人の名前を明かしてネットで情報発信する人は色々と参考になるのでおススメですよと投稿。
さてどっちの方が反応が多かったか?答えは最初の特に名前も良い理由も上げないふわっとした投稿。「いいね!」の数が倍も違った。
他にもあるアイドルに夢中になってます。と名前も理由も明かさずに投稿。
その後、名前を明かし新曲のPVを細かく説明して投稿。
これも最初の例と一緒で特に名前も良い理由も上げないふわっとした投稿。こちらは「いいね!」の数が約3倍。
もちろん「いいね!」の数なんてそれほど重要な指標にはならないけど、それでも何故こんなにも差が出るのか?具体的な投稿よりもふわっとした投稿の方が反応を得やすいのか?
投稿した時期や時間、もろもろのタイミングなど複合的な要因もあるだろうけど、一番の理由はふわっとした投稿の方が読んだ方が自分事化しやすいからかな?と推測。
有名人のブログを読んですごく良かった、心に残ったという経験がある方は多いと思う。あー自分もそういう経験あるよって感じで「いいね!」を押す。
でも具体的な名前を出した場合、その有名人を知らない場合は当然、その有名人のブログに感動した経験がある訳ないので自分事化できずにスルー。
2つめのアイドル関連の投稿も同じ様な理由なのかなと。
じゃあ常にふわっとした投稿してた方が多くの反応もらえていいのかな?
これはどっちもどっち。FacebookでもTwitterでもいいけど純粋にプライベートでやってるならふわっとしてようが具体的であろうがその時の気分でどっちでもいい。
でもビジネスでやってるなら「いいね!」の数を追い求めるよりも本当に伝えたい人にダイレクトに届けるためにより具体的で明確な方がいい。
既にファンの方だけが集まったコミュニティ内での投稿なら多少はふわっとしててもいいんだろうけど、そうでなければ「いいね!」の数がいくら多くても本当に伝えたい人に伝わらなかったら意味ないもの。
関連記事
-
Twitterで予約投稿するのに便利なHootsuite
最近、Twitterで予約投稿を人に説明する必要があって何を使おうかなと色々と検索。前はBuffer
-
Twitterアナリティクスを活用しよう!&インプレッション数に騙されるな!【2017年10月改訂】
今回は今さらながらのTwitterアナリティクスの登録方法とインプレッション数の考え方について。
-
「わかりやすさ」の落とし穴
私は作詞家の立場で自分以外の人が歌う曲の歌詞を作る時と自分のバンドで自分もしくはメンバーが歌う歌詞を
-
ほとんどの人に届かないFacebookページからの投稿
Facebookページリーチ激減り、ただ乗り終了のお知らせ-gizmodo今日、話題になってて色々な
-
SNSはそれぞれの人にとっての大河ドラマ
大河ドラマといえば、NHKが日曜日夜8時に放映しているドラマだけど、この大河と言う言葉は19
-
バイラルメディアの全てが悪い訳ではないと思う理由
最近、ネット上でバイラルメディアに関する記事を良く見かけるようになりました。どちらかというと否定
-
情報発信の選択と集中
ネットで集客、販売したりお客様とコミュニケーションをとる上でTwitter、Facebook
-
Facebook広告ですぐに販売ページに誘導してはいけない理由
Facebookで情報を発信したり、広告を出したりしても思う様な結果が得られない場合、原因は
-
コミュニケーションはとにかくちゃんと手間をかけて
以前、あるテレビ番組が終わってしまったことに関して、「好きだったのに残念だな」とTwitterの個人
-
SNSはデパートの総合受付の様なもの
Twitterの公式アカウントしかり、Facebookページしかり、Google+の企業ペー