目の前のたった一人に好きになってもらう
岐阜県高山市では、商店街のバリアフリー化の最初の取組みが
商店街のすべてのお店が、お店の前に「ベンチ」を置く。
だったと聞きました。お年寄りが歩き疲れたら、どこででも腰掛けられるようにです。
予算?そんなものはありません。商店街のそれぞれのお店が、自宅から適当に椅子を持参して、
それをお店の前に置いて、誰でもいつでも座れるようにしたそうです。
ショッピングモールでも座って休める椅子が多い所ほどまた行きたくなる。
私が男だからかもしれないけど目的のお店なんてどこも似たり寄ったりなので実はどこでもたいした変わりはない。
ましてや商店街だったら座って休めるとこがあるとないとでは全然違うだろう。
実店舗の売上を拡大したい、もっと集客したいということでネットを利用する人は多い。でもネットなんて実店舗以上にライバルだらけだし似たようなこと考えてる人はそれこそ星の数ほどいる。
そんなところでなんとかしたいと思ったらネット上にいる何百、何千万人よりもまずは目の前にいるたった一人に好きになってもらう方がずっと大事。
そこでちゃんと好きになってもらって初めてネット上で同じことをするにはどうすれば良いかを考えた方がずっと効率も良いはず。
目の前にいる人が元気なのか疲れているのかも気にかけられないのに全く見えないネットの向こうにいる人に想いを届けることなんて出来るはずないじゃん。ねぇ……
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