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税理士のパソコン選び【「確定申告」を止めるな。数字のプロが選ぶべき演算力と表示領域】

税理士にとって、パソコンのスペック不足は「残業時間の増加」に直結します。 1月から3月の繁忙期、会計ソフト(JDL、TKC、弥生等)と数十万行のExcelデータを同時に開いた際、カーソルがくるくると回り続け、思考を中断されるストレス。 これは単なる時間のロスではなく、ミスを誘発する重大なリスクです。

また、記帳代行から「巡回監査・経営助言」へと業務価値をシフトさせる中、顧問先の社長に画面を見せながら説明する「プレゼン力」もPC選びの重要な要素です。

この記事では、数字を扱うプロフェッショナルとして、繁忙期を無事故で乗り切り、顧問先での信頼を獲得するためのパソコン選びを解説します。

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【結論】会計ソフトとExcelを支配する「推奨スペック」

税理士の業務は、一般的な事務作業とは異なり、データベース処理と表計算処理が常時高負荷で稼働します。 「動けばいい」ではなく「一瞬で処理が終わる」レベルを目指すための推奨スペックは次のとおりです。

OS:Windows 11 Pro(必須):2025年10月にWindows 10のサポートが終了したため、現在はWindows 11一択です。 特に税理士業界は注意しなくてはなりません。JDLやTKCなどの専用機、あるいは事務所内のファイルサーバー(NAS)へ安全に接続するためには、ドメイン参加機能を持つ「Pro版」が必須条件となるケースがほとんどだからです。Home版では事務所のネットワークに入れない可能性があります

CPU:Core i7 / Ryzen 7 推奨(最低でもCore i5): 弁護士や行政書士と比較して、税理士はCPUパワーが必要です。会計ソフトで複雑な減価償却計算を行ったり、重いExcelでマクロを動かしたりする際、Core i5では処理待ちが発生する場面があるため、予算が許す限り上位のCPUを選んでください

メモリ:16GB以上(32GBあると盤石): 最近のクラウド会計(freee、マネーフォワード)はブラウザのメモリ消費が激しく、タブを複数開くと数GBを消費します。そこにローカルの会計ソフトとExcel、PDFを展開すると16GBでもギリギリです。3〜5年使う前提なら32GBが正解です

画面解像度:WQXGA(2560×1600):以上 ここが税理士独自の最重要ポイントです。 一般的な「フルHD(1920×1080)」では、Excelの表示範囲(行・列)が狭く、頻繁なスクロールが必要です。解像度が高いモデルを選ぶことで、前年対比の数字を横並びで確認でき、チェック精度とスピードが劇的に向上します

税理士独自の悩み「テンキー」問題の最終解

他の士業と異なり、税理士にとって「テンキー(数字入力キー)」の有無は死活問題です。 しかし、テンキー付きのPCは「重い・大きい」というデメリットがあります。 このジレンマに対する、現在の最適解を2つ提示します。

パターンA:16インチ「軽量大画面」モデルの導入

かつて「大画面=重い」が常識でしたが、現在はLG gramやmouseの一部モデルのように、「16インチ・テンキー付きでも1.2kg前後」という革命的な機種が登場しています。

これなら、顧問先へ持ち運んでも苦にならず、事務所と同じ感覚で数字入力が可能です。 移動にも作業効率にも妥協したくない税理士にとって、現在の本命と言えます。

パターンB:14インチ + 高級外付けテンキー

電車移動が多く、カバンのサイズを抑えたい方は、PC本体は14インチ(テンキーなし)を選びましょう。

その代わり、安物の薄いテンキーではなく、東プレ(Realforce)などの「静電容量無接点方式」の高級外付けテンキーを別途持ち歩くスタイルです。

PC本体の打鍵感に左右されず、常に最高の入力環境を構築できるため、入力のプロフェッショナルにはこちらの組み合わせも根強い人気があります。

顧問先での「信頼」と「接続性」を確保する

税理士は「先生」として顧問先を訪問します。 その際、取り出したパソコンが原因でプレゼンが滞ることは避けなければなりません。

「非光沢液晶」で映り込みを防ぐ

顧問先の照明環境は選べません。 画面が鏡のように反射する「光沢(グレア)液晶」では、蛍光灯が映り込んで数字が見えにくく、社長に画面を見せる際に不快感を与えます。

必ず「非光沢(アンチグレア)」を選んでください。これは長時間作業する自身の眼精疲労対策にもなります。

「HDMI」と「レガシー端子」の確保

中小企業の会議室にあるプロジェクターやモニターは、古い規格(VGAや初期のHDMI)のまま更新されていないことが多々あります。

USB Type-Cしかない最新機種では、変換アダプタを忘れた瞬間に画面共有ができなくなります。 本体にHDMI端子が直接挿せるビジネスモデルを選ぶのが、現場を知る実務家の選択です。

事務所作業を加速させる「縦置きモニター」の魔力

記事の最後に、PC本体ではありませんが、税理士の生産性を倍増させる環境構築について触れます。 事務所では、外部モニターを接続し、それを「縦置き(ピボット)」にして使用することを強く推奨します。

税務申告書、決算書、元帳、証憑書類。これらはすべて「A4縦」のフォーマットです。 横長のモニターでは全体を表示できず、上下にスクロールしながらチェックする必要がありますが、縦置きモニターなら1ページを原寸大で丸ごと表示可能です。

「左画面(ノートPC)で入力し、右画面(縦モニター)で前年申告書を確認する」。 この視線移動の少なさが、繁忙期の疲労を大幅に軽減してくれます。

税理士におすすめのパソコン2選

1. mouse B5-A7A01SR-3SJH(マウスコンピューター)

【AI処理に特化した最新脳。事務所のメイン機をそのまま持ち出せる安心感】

B5-A7A01SR-3SJHは、15.3インチという広大な作業領域と、最新のAI処理性能を兼ね備えた、税理士業務の「核」となる一台です。

重量は約1.74kgと、毎日電車で持ち運ぶには少々重いですが、車移動が中心の方や、「基本は事務所で使い、必要な時だけ会議室や顧問先へ持ち出す」というスタイルの方には最適です。

テンキーを内蔵しているため、外付けデバイスを持ち歩く必要がないのもメリットです。

基本スペック

  • OS: Windows 11 Pro(標準搭載)
  • CPU: AMD Ryzen AI 7 360 / Radeon 880M(AI処理特化のNPU搭載)
  • メモリ / ストレージ: 32GB / 1TB SSD
  • 画面: 15.3インチ WQXGA(2560×1600)ノングレア

税理士へのおすすめポイント

  • 圧倒的な情報量のWQXGA液晶: フルHDよりも縦に広い画面(2560×1600)は、Excelの行数や会計ソフトの仕訳一覧を一度に多く表示でき、スクロールの手間を激減させます。
  • 「メモリ32GB」標準搭載の安心感: ブラウザ型の会計ソフトや、顧問先ごとの重いExcelファイルをいくつ開いても動作が重くなりません。ここまでのハイスペックなら、数年は買い替え不要で戦えます。
  • Copilot+ PC対応の将来性: 最新のAI処理機能(NPU)を備えており、今後、会計ソフトにAI自動仕訳などの機能が本格実装された際も、その処理能力をフルに発揮できる「先行投資」スペックです。

2. HP EliteBook 840 G10

【「信頼」を持ち歩く。堅牢性と拡張性に優れた実務の名機】

HPのビジネスPCの中でも上位に位置する「EliteBook」シリーズです。 14インチのコンパクトな筐体に、ビジネスに必要な端子と堅牢性を凝縮した、まさに「プロの道具」といえる仕上がりです。

こちらはテンキーレスモデルとなるため、後述する外付けテンキーとの併用を推奨します。

基本スペック

  • OS: Windows 11 Pro(ダウングレード権等含む構成あり ※最新ロットはWin11 Pro標準)
  • CPU: Core i5-1335U(第13世代 10コア)
  • メモリ / ストレージ: 16GB / 512GB SSD
  • 画面: 14.0インチ WUXGA(1920×1200)

税理士へのおすすめポイント

  • 現場で困らない「接続性」: 最近の薄型PCでは省略されがちな「HDMI端子」や「USB Type-A端子」をしっかり搭載。顧問先の古いプロジェクターや、USBメモリの受け渡しで困ることがありません。
  • 鉄壁のセキュリティ: HP独自のセキュリティ機能(Wolf Security)により、ウイルス対策ソフトの隙間を抜けるような攻撃からもデータを守ります。
  • 縦長画面(16:10)で見やすい: コンパクトながらも、従来の16:9より縦が広い画面を採用しており、試算表の確認などがスムーズに行えます。

【テンキーレス派の最終兵器】NiZ 静電容量無接点テンキー(21キー)

【指が喜ぶ「スコスコ」感。1日1万回の入力も苦にならない】

14インチ以下のPCを選ぶ場合、テンキーは外付けになります。 しかし、千円程度の安いメンブレン式テンキーでは、打ち心地が悪く入力ミスを誘発します。 そこでおすすめなのが、高級キーボードとして名高い「静電容量無接点方式」を採用したNiZのテンキーです。

税理士へのおすすめポイント

  • 疲労を知らない「静電容量無接点方式」: 東プレのRealforceやHHKBと同じ仕組みを採用しており、物理的な接点がないため、フェザータッチのような軽い打ち心地を実現しています。大量の仕訳入力を行っても指への負担が段違いです。
  • プロ仕様の21キー配列: 通常の数字キーに加え、Esc、Tab、Backspaceなどが配置されています。「右手だけで数字入力と修正が完結する」ため、左手で伝票をめくりながらの高速入力が可能になります。
  • 「入力環境」を持ち歩く: PC本体が変わっても、使い慣れた最高の入力デバイスを使い続けられるのは、テンキーレス運用の大きなメリットです。

※Amazon等での購入時は、接続方式(有線/無線)やバックライトの有無をご確認ください。

まとめ

税理士のパソコン選びにおいて重要なのは、「演算処理能力」と「表示領域(情報の網羅性)」です。

Windows 11 Pro、高性能CPU、そして高解像度液晶。 これらは決して贅沢なスペックではなく、顧問先の経営を支える正確な数字をはじき出すための「必要経費」です。

1円単位のミスも許されない業務だからこそ、道具には最大限の信頼がおける一台を選んでください。

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