複数の資料を読み込み、要約・整理する作業に時間を取られていませんか?GoogleのNotebookLMは、その悩みを解決する情報整理特化型のAIです。

NotebookLMとは?──ChatGPTとの決定的な違い
NotebookLMは、Googleが開発した新しいAIツールです。アップロードした複数の資料やテキストを学習し、その内容に基づいて質問に回答したり、要約を生成したりします。
資料ベースで思考を助ける「ノート型AIアシスタント」
NotebookLMは、まさに「ノート型AIアシスタント」という位置づけです。手持ちの資料(PDF、Word、テキストファイルなど)をアップロードし、その資料の内容を基に質問や要約の指示を出します。AIの回答には、どの資料のどの部分を参照したかが明記されるため、情報の出所を容易に確認できます。
比較!ChatGPTとNotebookLMの得意なこと
ChatGPTは、インターネット上の膨大なデータを基に回答を生成することが得意なため、一般的な知識や創造的な文章作成に適しています。
一方、NotebookLMは、アップロードされた「特定の資料」に限定して回答を生成します。この特性から、情報整理や文書要約、複数の資料を横断して分析するような、士業の業務に特化した活用が可能です。
士業におけるNotebookLM活用シーン5選
NotebookLMは、特に複数の資料を扱う士業の方にとって強力なツールになり得ます。
① 制度改正の資料から「要点だけ」抽出して解説記事作成
法律や税制の改正資料は膨大で、要点を把握するだけでも一苦労です。関連資料をNotebookLMにアップロードし、「この資料の重要ポイントを簡潔に要約してください」と指示すれば、解説記事作成のための土台が効率的に準備できます。
② 顧客向け提案書のための資料要約
複数の顧客情報を基に提案書を作成する際、資料の要約は不可欠です。過去のヒアリングシートやレポートをアップロードし、「〇〇様向けの提案書に盛り込むべきポイントを抽出してください」と指示すれば、的確な提案書作成をサポートします。
③ 過去のレポートを集約し、事務所のナレッジを体系化
過去の業務報告書や判例研究レポートをNotebookLMに集約することで、事務所のナレッジベースを構築できます。「〇〇に関する過去の事例を教えてください」と質問すれば、必要な情報がすぐに引き出せるようになり、知識の共有と活用が促進されるでしょう。
④ 文書作成後の最終確認を音声で実施
NotebookLMで作成したノートや、生成した要約、回答は、音声で聞くことが可能です。NotebookLMに搭載された「音声解説」機能を利用すれば、アップロードした資料の概要を、2人のAIホストがポッドキャストのように会話形式で読み上げてくれます。これにより、目を休めながら内容を確認でき、推敲の精度を高めることにもつながります。
使ってみた!NotebookLMで資料を要約する手順
実際にNotebookLMで資料を要約する手順を見ていきましょう。
ステップ1:資料のアップロードと「ソース」の確認
NotebookLMの画面で、要約したい資料をアップロードします。アップロードされた資料は「ソース」として登録され、AIが参照できるようになります。
ステップ2:「質問」と「要約」の実行
資料がアップロードされたら、画面下部のチャットボックスに質問や指示を入力します。「この資料全体の要約を作成してください」と入力すれば、すぐに要約が生成されます。
ステップ3:出力された内容を文書にまとめる
AIが生成した要約は、そのままコピーして使用できます。必要に応じて加筆・修正を行い、最終的な文書に仕上げます。
使い方のコツと注意点
NotebookLMをより有効に活用するためには、いくつかのポイントを抑えることが重要です。
アップロードする資料は精査する
質の低い資料や、関係のない情報が含まれている資料をアップロードすると、AIの出力精度が低下する可能性があります。事前に資料を精査し、必要な情報だけをアップロードするよう心がけてください。
AIの出力は必ず人間が最終確認する
AIはあくまで補助ツールであり、生成された情報が常に正確であるとは限りません。特に専門的な内容や、顧客への提案に利用する際は、必ず最終的な内容を人間が確認し、責任を持つ必要があります。
NotebookLMは「資料ベース業務」に強い、士業向けAI
NotebookLMは、大量の資料を扱う士業の業務に特化したAIツールです。情報整理や文書要約といった反復的な作業を効率化することで、より専門的で創造的な業務に時間を割くことが可能になります。
情報整理に課題を感じている士業の先生方は、ぜひNotebookLMの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

