消費される情報の種類

公開日: : 最終更新日:2014/08/17 想いの伝え方 ,

人間の記憶できる量はそれほど変わらないけど世の中に流れている情報は年々びっくりするぐらい増えてるよって。これは結構、有名な話でこういった画像をネット上でよく見かける。

jyouhou

これは総務省が毎年出している情報通信白書の中の情報流通量の推移をグラフにしたもの。

赤い線が人が消費できる情報量で青い線が世の中に流通している情報量。つまりこの赤と青の線の間に流れている情報ってのはほぼスルーされている。

では消費している情報ってどんなものだろうと考えていたところこんな記事。

アイドル現場から還元できそうなこと-MARQUEE blog

MARQUEEという雑誌の編集長とオワリカラというバンドのタカハシヒョウリさんの対談記事で、気になったのはこの部分。

MMM コミュニティ感性でいるからTwitterでも自分のいる位置を書いたりするわけですよ。ストーカーも他者も、つまり外側が想定されてない。それが今の基本的な在り方なんだろうと思うんだよね。だから音楽だけに限らない気がする。1つのことが同じようにいろんなコミュニティに伝播するってことが少ない気がするんだよね。だからこそ超マスの事柄となると逆にすごい速度で広がる。共感力は各コミュニティ内で養われてるから。ネタとしての超マスと、身の周りの仲間意識。この二つで自分を成立させてる傾向は強い。

タカハシ 中間が無いってことだ。

MMM そうだね。音楽は今その狭間に陥ってるんだと思う。音楽意識の高い人達はSNS感性でどんどん高まって濃くなってる。けど、その数は、音楽家を自由に活動させれる程のセールス的支えには至らない数ということですよね。

要はテレビや新聞などで多くの人が目にするニュース。ちょっと前のソチオリンピックとかね。どこ行っても何見てもこのニュースやってるから知らず知らずのうちにも何かしら情報は入ってくる。そしてそれがSNSなどを通じてさらにアナザーストーリー的なものまで流通していく。

そしてもう一つは超仲間内でのみ流通する情報。音楽であったり食であったりファッションであったり色々だけど、自分にとって本当に興味ある事柄で尚且つ、それを共有する仲間がいてあーでもない、こーでもないと話す。

この2つだけが自分が消費できる情報。それ以外は基本的にスルー。仮に一旦は目にしたり耳にしたとしてもほんの一瞬で消えていく(超マスの情報もたいていはすぐ消えるけど)。

なのでTwitterでフォロワーが何千、何万いるとかFacebookページが何千いいね!されてたとしてもそこで流す情報は99.9%スルーされて誰の元にも届かない。

何故ならその情報は超マスでも超仲間内でのみ流通する情報でもないから。

目の前の本当にそれに興味を持っている人にしっかりと伝えるとその人が同じ興味を持っているだろうという仲間にのみ伝える。

それが少しずつ少しずつ広がっていって初めて自分の伝えたい情報がそれを本当に欲している人にだけ伝わっていく。

面倒だし手間かかるけどそうしない限りは必ず赤と青の線の間を悲しく通り過ぎていくだけ。

誰の目にも耳にも止まることなく。難しいね。

 

Pocket

関連記事

no image

「わかりやすさ」の落とし穴

私は作詞家の立場で自分以外の人が歌う曲の歌詞を作る時と自分のバンドで自分もしくはメンバーが歌う歌詞を

記事を読む

「好きになってもらう」と同じぐらいに「嫌われない」が重要

自社の商品、サービスを購入してもらい、さらにリピーターになってもらうには、商品、サービスはもちろ

記事を読む

ツールなんてなんだっていい

・情報を発信する。 ・人とコミュニケーションをとる。 何を使って? Twitt

記事を読む

目的と手段の順番

あなたが醤油を選ぶとき 「本醸造方式」「混合醸造方式」「混合方式」 これらは「こいくち醤

記事を読む

パズルのピース

最後のピースはお客様と一緒に

前に「ストーリーを知っている、知らないでこうも違うものなのか」の中で  

記事を読む

どんな店舗であってもやっぱり「嫌われない」が重要

「好きになってもらう」と同じぐらいに「嫌われない」が重要の中で「好きになってもらう」ことばか

記事を読む

それぞれの立場から商品、ショップの情報を発信する

ネット上で商品やショップの情報を発信するのは、Web担当者の方という場合が多いと思う。 もちろ

記事を読む

no image

お客様へのサービスをルール化することの弊害

ネットショップからの手書きのメッセージ 先日、あるネットショップで商品を購入。初めてのショップでした

記事を読む

「誰からも嫌われない」ではなく「好きになってもらった人に嫌われない」

何回かに渡って「好きになってもらう」と同じぐらいに「嫌われない」ために、何が出来るかを考えよ

記事を読む

情報隠しても意味ないし

これとか 作家や出版社側は、図書館で貸し出されなければ、その分購入する人々が増

記事を読む

昨日買ったパソコン気に入ったからもう一台買おうって人いるの?

これは販促のアイディアとかヒントとかまったく関係のないただの

中立的な立場で書いた比較記事は全く面白くない

最近、あるネットサービスに関する比較記事を良く読んでいる。そのサービス

音楽サブスクリプションサービスには検索ではなく索引が重要だと思う理由

ちょっと今更感ありありではあるけど、ここ最近で出てきたAWAとかL

Twitterで予約投稿するのに便利なHootsuite

最近、Twitterで予約投稿を人に説明する必要があって何を使おうかな

SEOを意識したコンテンツマーケティングの問題点

ここ数年、コンテンツマーケティングってネットやってると本当によく聞

→もっと見る

PAGE TOP ↑