伝えたい相手と共有できる情報を探す
A「○○○ってバンド知ってる?」
B「分かんないなー」
A「×××化粧品のCMソング歌ってるんだけど」
B「あー、その曲は知ってる!」
バンドをお菓子やタレントや家電に変えればおそらくほとんどの人がAの立場もBの立場も経験しているのではなかろうか?
Bさんはバンド名という点だけでは伝わらず、それにCMソングという点を繋ぎ合せたことで初めて○○○というバンドを認知し興味を持ってくれた。
バンドでも人でも商品でも知ってもらうには点と点を上手く繋げて「あーそれなら知ってる!」って感じでまずは共有できる部分を見つけることが重要。
また私が大好きなミュージシャンを友達に薦めようと思った時に単純に自分が一番好きな曲を薦めてもまず伝わらない。それではそのミュージシャンのことを何も知らない友達が興味を持ってくれる確率は高くはない。
「△△△ってドラマの主題歌なんだけど」
「君の好きな俳優さんがこの曲をTwitterで絶賛してたよ」
「君の出身地を舞台にした曲があってさ」
などなど
なんとかして伝えたい相手との共通項を探し出す。さらにそれに合わせた曲を薦めないとなかなか興味を持ってもらうことは難しい。
どんなに良い商品、人、楽曲でさらに魅力的な背景やストーリーがあったとしても伝えたい相手が共有できる部分が全くなければ興味を持って貰う以前に見てもらう、知ってもらうことさえしてもらえない。
これが一番おススメだから。一番自信あるから。なんて薦める側の想いだけで伝えてもなかなか伝わらない。
伝えたい相手と共有できる部分ってのは実はその商品、人、楽曲の一番わかりやすくて伝わりやすいストーリーってことなんだろうね。
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