商品とストーリーは分けて考えるものではない!

公開日: : 最終更新日:2015/08/08 商品とストーリー , ,

P3100429-2

昨日の続き

Facebook上で昨日のブログに対して知り合いの方に素晴らしいコメントを頂き、改めて考え直す。

アウトプットしてもモヤモヤ消えないって書いたけど、こうやってコメント頂いてそれによってモヤモヤが晴れたり考え直すきっかけになったりするからやっぱりアウトプット大事!

頂いたコメントの内容は、つまるところ商品とストーリーを分けて考えるから難しくなってしまうのでは?って感じでそりゃそーだと納得する。

ストーリーってのは缶コーヒーについてるおまけのフィギアではなく商品そのものなんだしそもそも自分でも……

“人でも商品でも歴史、ストーリーを持っていないなんてことは有り得ない。どんなものであっても様々な歴史やストーリー、背景を背負っている。”

って書いてるじゃん。ねぇ……

でも結局、それを分かりやすく言語化できるかどーかが重要なわけで、そこのところをズバッとコメント頂いて本当にすげーなーと感心しつつ感謝、感謝。

またBiSの話になっちゃうけど、彼女達も今、現在進行形でストーリーが蓄積されていってる。そしてそれは彼女達の意図しない部分でもどんどん膨らんでいってて例えばこんなツイート

既に1年前にBiSを脱退したメンバーのその後までも含めて大きなストーリーとしてファンは捉えている。

こんなのを見れば商品とストーリーを分けて考えることが本当に意味のないことだと思い知らされる。もちろん、アイドルなんてかなり特殊な商品なので一般的な商売の例として出すのはちょっと違うかもしれないけど。

でもこうやってファン(お客さん)の前に出るか出ないかの違いだけでやっぱりどんな商品でも多かれ少なかれこういったストーリーはあるはずだよね。

ある商品やサービスを手に取る、触れる、食べる、体験するってことはイコールその商品やサービスのストーリーに関わっているってこと。最初から知ってたか知らなかったかに関係なくね。

商品によっては気軽に楽しんで欲しいから敢えてストーリーや歴史を声高に叫ばないものもあるけど、それはそれぞれの考え方であってストーリーのあるなしではない。

ってところで昨日の疑問。まず一つ目。

「ストーリーを全く知らなくても夢中になれるものこそが本当に良い商品なのだろうか?」

半分正解。ストーリー知ってても知らなくても夢中になれるのであればそれは自分にとって間違いなく良い商品。

そして二つ目。

「ストーリーに感動して夢中になった商品って実はそのストーリーが好きなだけで商品自体にはそれ程、興味ないのではないか?」

これもやっぱり半分正解。そんな人もいるしそうじゃない人もいる。

改めて見るとこんなの当り前じゃんって思うけどそれもやっぱり昨日頂いたコメントがあったからこそ。やはり持つべきものは良い仲間ですねー!


    

関連記事

良い商品であればストーリーなんて関係ないのか?

このブログでよく取り上げる「商品とストーリー」の関係。これについていつも思うのは、ストーリー

記事を読む

それぞれの立場から商品、ショップの情報を発信する

ネット上で商品やショップの情報を発信するのは、Web担当者の方という場合が多いと思う。 もちろ

記事を読む

アルバムの曲を収録順に聞く理由

この曲「Primal.2」がBiSのラストアルバムの1曲目と知ったのは確か1月の終わりぐらい

記事を読む

パズルのピース

最後のピースはお客様と一緒に

前に「ストーリーを知っている、知らないでこうも違うものなのか」の中で  

記事を読む

お皿

お皿を見せずにお皿を売る方法

最近、色々な業種の競合分析をすることが増えています。特定の企業様からの御依頼の場合もあれば、講師をす

記事を読む

ストーリーを『感じさせる』ためのコツ

前回、ストーリーを『伝える』だけではなく『感じさせる』を書いた際に『感じさせる』のはなかなか

記事を読む

感動するストーリーにこだわる必要なんてない

コンテンツマーケティングを行う上でショップや店長、店員などのプロフィール。商品のヒストリーなんかをス

記事を読む

ストーリーを知っている、知らないでこうも違うものなのか

CINRA.netより 最近、この動画をずっと何回も何回も見ている。 ちなみ

記事を読む

伝えたい相手と共有できる情報を探す

A「○○○ってバンド知ってる?」 B「分かんないなー」 A「×××化粧品のCMソング歌ってるんだ

記事を読む

リアルタイムで想いを伝えることの重要さ

電話によって特定の一人にリアルタイムで想いを伝えることが可能になった。そしてネットによってリアルタイ

記事を読む


    

    
昨日買ったパソコン気に入ったからもう一台買おうって人いるの?

これは販促のアイディアとかヒントとかまったく関係のないただの

中立的な立場で書いた比較記事は全く面白くない

最近、あるネットサービスに関する比較記事を良く読んでいる。そのサービス

音楽サブスクリプションサービスには検索ではなく索引が重要だと思う理由

ちょっと今更感ありありではあるけど、ここ最近で出てきたAWAとかL

Twitterで予約投稿するのに便利なHootsuite

最近、Twitterで予約投稿を人に説明する必要があって何を使おうかな

SEOを意識したコンテンツマーケティングの問題点

ここ数年、コンテンツマーケティングってネットやってると本当によく聞

→もっと見る

PAGE TOP ↑