2025年10月5週 士業向けIT最新情報

2025年10月27日から31日の期間における、士業に関連するITサービスや補助金、セミナー情報をお届けします。今週は、司法書士業務に関連する不動産調査ツールの補助金採択、介護分野のIT化に関する助成金、相続業務に役立つセミナー情報が注目されます。

不動産調査クラウド「不動産チェッカー」がIT導入補助金に採択

株式会社ROBONが提供する、登記情報や公図などを自動取得し不動産調査を効率化するクラウドサービス「不動産チェッカー」が、IT導入補助金2025の対象ツールとして採択されました。

これにより、司法書士事務所などが同サービスを導入する際、費用の補助を受けられる可能性があります。

2026年4月から「介護情報基盤」の稼働が予定されています。これは、医療機関や介護事業所、自治体間で分散している介護情報を電子的に共有する仕組みです。

補助金ポータルが10月23日に更新したコラムでは、この情報基盤の整備に関連し、介護事業所が活用できる助成金（地域医療介護総合確保基金など）について解説しています。

一般社団法人日本相続対策研究所は、士業や保険営業担当者などを対象とした「相続提案力・必須知識」強化講座を2025年11月26日(水)より開始します。この講座は、相続業務における提案力や、実務で求められる必須知識の習得を目的としています。