2回目を良い出会いにするために
前回の続き
飲み屋さんで出会う事例はいいんだけど後半の広告の話の方で2回目の出会いに関してちょっと偶然を多用しすぎてて書いた時からなんとなくそうじゃないだろうと何かモヤモヤしてたので改めて考え直す。
いつも電車の車内広告で見ていた釣り具屋さんの実店舗を日曜日に散歩してたら偶然見かけたり、新聞広告で見た本が本屋さんに入った瞬間にパッと目に入ったり。
この部分なんだけど、要するに最初に広告で出会うのはいいとして次に会うのが100%偶然狙いじゃ商売としてダメでしょってこと。
実は以前、ある方に電車の車窓からお店の看板が見えてそれを見てお客さんが来るって話を聞いた時に、だったら電車の扉とかその横にシールで貼られてるような広告出したらより効果あるんじゃないかなって思ったのがこの話を書くきっかけ。
車内の広告にどこそこの駅から何百メートル過ぎた所に看板が見えます的なことを書いといてもいいし書かなくてもいいけど、広告で見てすぐにそれと同じお店を見たら単に車窓から看板見かけるよりもずっと記憶に残りやすくなるんじゃないかなと(最初にお店が目に入ってその後に広告でもいいけど)。
これは100%偶然に頼ってる訳でもないし、かといってお客さんをストーキングしてる訳でもなく絶妙に上手く2回目の出会いを演出してるんじゃないだろうか。
最初からこれ書けば良かったんだけどちょっと横着しちゃいました。
さて、昨日最後にリマーケティング広告は大嫌いと書きました。以前にもうっとしい的な記事書いたしね。
もちろんリマーケティング広告が効果あるのも分かってるしクリック率が高いってのも色々な所で聞いてる。それでも大嫌いって書くのは、それを言う人がクリック率高い、効果あるって部分でしか言ってないんじゃないかなぁって思うから。
別名でストーカー広告なんて呼ばれてるってことはクリックする人の何倍もうっとうしいなーって思ってる人がいるってことだよね。
確かにその広告で買ってくれる人は増えるけど、その何倍も嫌われてる可能性があるってことを考えずに使うのってどうなんだろう?短期的にはいいけど長い目で見たら本当にリマーケティング広告ってお店にとって利益をもたらしてくれるのかな?
で、じゃあネットショップで2回目の出会いはどうしたらいいのさってことだけど、やっぱり地道にお客さんの役に立つ情報を蓄積していくしかないかなって思う。
そうすれば昨日、これは本当にマレだけどって書いた1回目から意気投合してって可能性も高いし、仮にそうならなくてもSNSやQ&Aサイトであそこのお店が情報も多いし信頼できるよねって書き込みが増えてそれを見て、あーやっぱり最初に見たあのお店で間違いなかったんだって一番いい形の2回目の出会いになるよね。
最後にとても良いお言葉を。自分をしっかり持って地道に長くお客さんにとって良い情報を提供していきましょう!
「ショービジネスにおいて簡単に目立つ方法が二つある。派手な事を短くやるか、地味な事を長くやるかだ。前者は自分を持ったら終わり、後者は自分を捨てたら終わりだ」 (マルコーニ・グロリオーサ/コルロデルササーカス演出家)
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